夢山水十割 奥 ・焚火 愛知県西尾市西幡豆町
「奥」は愛知県の新しい酒造米「夢山水」を100%使った純米吟醸。
平成8年より栽培が始まったこの米は愛知県の山間部。
森林に覆われ冷涼な環境の奥三河三河地方で栽培されている。
この米は過疎化が進むこの地の農家に夢をかけて行われている。
「夢山水」という米銘はその気持ちが込められ付けられた。
この米の父は「中部44号」母は「山田錦」であり、酒米の王様と呼ばれる山田錦を冷涼な環境で栽培出来るよう開発された。
そのため心白も大きく、50%以上の精白にも充分に耐え、酒にすると香味も良く立つ。
栽培は町や農協などで組織された山間酒米研究会の手によって行われる。2社の酒造メーカーも参加しており、
それが「蓬莱泉」の関谷醸造(「夢こばこ」の名で商品化)とこの「奥」の山崎合資会社である。
「華やかな香りがあり、しかも出来るだけ濃いお酒を造りたい。
この両立は極めて難しく夢のような話です。その夢が、長年の研究の末やっとかないました。
奥三河で契約栽培した高品質の酒米「夢山水」を100%使用し、
人の手による麹造りと蔵独自のきめ細かなもろみ管理を行う事でこのお酒が誕生しました。
アルコール度数18度以上という今までに体験したことの無い”とろみ”のある香りの良い純米吟醸酒です。
「焚火」は、愛知県で生まれた高品質の酒米「若水」を全量使用したお酒です。
穏やかで上品な香りがあり、とてもキレの良い辛口に仕上がっております。
◆東海3県酒セミナー開催報告!「奥」「三重錦」「房島屋」」「鯨波」「射美」
◆「夢山水十割 奥 蔵訪問1」
◆「夢山水十割 奥 蔵訪問2」
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◆「仕込始めレポート」