ラディカルな自然派ワイン、これは面白い、そして確実に旨いの凄いです。「オーストリア・クアンタム」

日本酒の貴醸酒と同じ手法の自然派ワイン。2020の葡萄が発酵中のタンクに同じワインの2019を注ぎ込んで発酵、フレッシュな酸の中枢に深みのある味わいを持つ。

オーストリアのクアンタム、人気の自然派ワインです、その秘密はそれぞれのキュベで何か面白い仕掛けがあること。

「デコンストラクション/既存の体系や枠組みを解体し、新たに構築し直すこと」だそうで、哲学から来た言葉なんだとか。

その名前の通りオーストリアの代表する白葡萄品種「グリューナー・ヴェルドリーナー」をこうすれば旨くなると再構築して出したよう。

その方法は2020年のグリューナーの発酵中に2019年の同じワインを加えて発酵・・つまり日本酒の貴醸酒と同じ手法。

酸味豊かで単調な味わいになりがちなこの葡萄に旨い部分が加わっている！素晴らしいバランスの自然派ワイン。

ブドウ品種：グリューナー・ヴェルトリーナー100%　　アルコール度数：9.5%


インポーターからのコメント：
「ワインの由来はDekonstruktion＝脱構築。哲学で古い構造を破壊し、新たな構造を生成していく考え方からインスパイア。グリューナーを解体し、新しいグリューナーを表現したいという意味が込められています。ラベルは花畑を逆さに使用。見方を変えることによって、新しい構造がみられることを表現。濁りのあるアンバーカラー。熟したリンゴ、ハーブ、花梨、故障のアロマ。ドライで柔らかなボディとタンニン。酸味もありますが、旨味が前に出る印象。リンゴ、アプリコット、ハーブ、ミネラルなどの複雑なニュアンスも。」

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