九代目　拾年かめ貯蔵　　米焼酎

文化七年、第３２代相良藩当主相良頼徳公より焼酎造りを拝受して三百余年、伝承し続けたこだわりの業で醸し上げる球磨焼酎「九代目」のプレミアム米焼酎です。

原料には、球磨焼酎の本命である熊本県菊池郡七城町産のヒノヒカリを全量に使用、「蔵人・伝承づくり」をよる温度計に頼らぬ杜氏の手感による麹造り、機械に頼らぬ木桶コシキでの蒸し米造り、大量貯蔵のホーロータンクに頼らぬ「かめ壷」での１０年貯蔵という贅沢な造りで醸されています。

「九代目 拾年かめ貯蔵」は、かめ貯蔵に限度がある為、年に一度、１升瓶で僅か千本しか製品化されておらず、宮元酒造場の中でも特別な位置付けにある限定酒です。

しっかりしたボディーを持ちながら、ツンと尖ったような鋭さはなく、清涼感のある仄かな米の香り、驚くほど柔らかな口当たり、円やかな旨味たっぷりの豊かな味わいが口中に広がり、後味には、心地よい残り香が長く余韻を引きます。

１０年の歳月が、この酒に柔らかさ、円やかさ、味の厚みを与えており、とにかく円熟した柔らかさを感じます。

米に由来する仄かな甘味、旨味があり、とても素直で育ちの良さが感じられる米焼酎です。先ずはストレートでお召し上がり下さい。蔵元も納得の素晴らしい仕上がりです。

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