続いては「房島屋」からは車で15分、同じ揖斐地区にある
岐阜県大野町 「射美(いび)」杉原酒造さん。
蔵元杜氏の杉原さんに迎えていただきました。勝負の年!ということで気合の入った表情、挨拶をしていただきました。
来年は増石を予定している「射美」。そのためのスペーズがここ。来年はタンクを入れて仕込み蔵になります。今回は簡易な見学会スペースに。
「射美」はここだけの「揖斐の誉」という酒米を使用。杉原さんが岐阜の農業試験所の方と一緒に開発した酒米。
同じ親同士ですが交配の方法でタイプ違いがあります。現在は「AMS18」ですが、来年は「S7」も使用予定。
こう写真を見るとお米の形から微妙に違うのわかりますか!!
また。この「揖斐の誉」は近隣の若手のいる農家で杉原さんと話をしながら栽培を進めています。本当の地の酒「射美=揖斐」なんです。
仕込場を見学へ、給水を終えたお米が明日の仕込をまっていました。
見学会当日はまだ、「もと」の段階で本格的な仕込みは始まっていませんでした。「もと」の据えた冷蔵庫の前で思いを熱く語る杉原さん。
「もと」は二つに分けて立てるのだそうで!→2回投入する→力強いもと
そして麹は付きハゼでなく、総ハゼに近い力価の強い麹を造りしっかり酵母に仕事をさせる。
この2点が「射美」の特徴、甘味も酸味も力強いお酒が生まれるそうです!
精米の終えた「揖斐の誉」が仕込を待っています!
本格仕込開始を待つ酒蔵。
このタンクで射美を仕込ます。 確か今年は8本ほどの仕込本数??だったと説明受けた記憶・・・
サプライズで当店に1本だけあった「射美」を持参。皆で試飲しました。インパクトがあるけど飲みやすい!との声が上がっていました。
杉原さんにも利いていただいました。蔵に一本も残って無いお酒。
やはり熟成してますので最初の意図とは少し違ってきてるかな?との感想。
12月に入りますと1本目「吟撰」」が入荷予定です。
楽しみ待ちましょう!!
酒泉洞堀一
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