17日(月)は福岡で全国の取扱い店が集まる。鍋島会。
早朝の小牧空港からのFDA便(行きはレッド・帰りはピンク)で福岡へ。
ウチからは中部国際空港より車で30分くらいで2日間車も無料で置けるので圧倒的にこちらが便利♪
福岡の平和台にある会場に早めに着いたので目の前の福岡城へ!おもったより広大な城、一部にこのような虎口(攻撃から守り易く通路を曲げた入り口)もあってよかったよ~
会場は「ラ・ロシェル 福岡」 料理の鉄人坂井シェフのお店。
着いたら全国から有名酒屋さんがたくさんいて(総勢70名)。その中でドキドキしながら試飲したよ~。
面白かったのは「特別純米」を4種類試飲できたこと。
実は特別純米は仕込時期によって3種あって
A.麹 山田錦 掛 雄山錦
B.C 佐賀の華 100%
D. 麹 山田錦 掛 山酒
Aはバランス良く B、Cは甘味が印象的で Dはさっぱりしてた!
この酒たちは熟成を見て出荷されるので、私達酒屋も、どのタイプが来てるのかは解りません!
お手元にあるボトル飲んで想像するのも楽しいかも♪
「ひやおろしハーベスト・ムーン」がラベル・内容とも変わります。
背景には「山田錦」の米不足があって
今年からはより鍋島的なフレッシュなものに変わります。使用米はヒ・ミ・ツとのことです。
飯盛蔵元よりの鍋島の現状説明が・・まだ3.4日前に仕込が終わったところとのこと。
昨年よりも数量は増やしているが、かなり限界なところまで来ている。
また、海外への展開も始めたということで数か国の有名レストランで鍋島が飲めるそうです。
で、年2/3は製造といことになると、なかなか蔵元が動けないとのことで、現在優秀な若手蔵人3人が飯盛さんの血肉を受け継ぎ、主力になって仕込をしています。
左が入江さんで、理工系の大学を出身のエンジニアといっていい能力のある方で、もう杜氏見習いの立場の方。
右が東島さん。こちらも有名大学出身で麹を主に担当。
真ん中の方(すいませんお名前を失念) 国際基督教大学出身で造りはもちろんのこと、語学力を生かし輸出を担当されているとか。
でも飯盛さんって人を巻き込む力凄いから、 優秀な人が集まっている感じがするな~
その後、関東の業界の重鎮酒屋さんや、地元、佐賀の酒屋さんからの応援メッセージがあって!そうだよねと蔵元皆さんも酒屋も皆、納得して聞いたよ!
とにかく量より「クオリティ」 ! という話だった。
当日はこんな感じ、乾杯が「大吟醸」 前菜は「サマームーン」 中盤は「特別純米」 終盤は確か「純米吟醸 山田錦」!料理と話に夢中になってすいません、裏覚え。
でも、さすが有名フレンチ、確かにマリアージュしてた!勉強になったな~
料理の写真も撮ればよかったんだけど、すっかり忘れていて残念。
2次会は福岡・中州の鮮魚居酒屋さんへ、イカが美味しかった。飯盛さんも全国から酒屋さんが集まっていただいてすっかり上喜元じゃなかった常きげん、でもなかった上機嫌♪
さらに3次会へ地元、福岡の住吉酒店「庄島さん」に誘われて、業界の人が夜な夜な集まるというお店に、新潟のカネセ酒店「菊池さん」といったよ~。
そこで住吉さんが提唱する日本酒を甘口と辛口で分類するんじゃなくて、モダンのライト・ミディアム・フル、そしてクラシックのライト・ミディアム・フルの6種類の分類について話を聞いたんだ。
料理との相性も説明しやすくて、発展性がありそうなんでで、後日よりつっこんで勉強することにしたよ~
庄島さん。ありがとうございました!
酒泉洞堀一
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