昨日は2月最終日曜、恒例の「常山酒蔵訪問ツアー」
当店のお客様 20名 と やきとり吉兆のお客様30名 の計50名のバスツアーです。
名古屋を8時に出発。名神高速→北陸自動車道を経由して 11時過ぎに福井駅そばの蔵に到着しました。
朝の名古屋はあいにくの雨でしたが伊吹山を見るころには晴れ間が出始め、福井は晴れ!この時期としては暖かく、絶好の蔵訪問日和。
50名の大集団ですので蔵の中に臨時のテーブルを作っていただいています。
机の上には試飲のお酒が3種類。
そして蔵、特製の「かす汁」で文字通り、暖かく出迎えていただきました。常山スタッフの方々いつもありがとうございます!
こちらは蔵の即売コーナー、当店扱いの酒もあれば、扱いのない酒も。計110本(お一人様平均2本も購入いただきました!ありがとうございます。)蔵をみたらお酒やっぱり飲みたくなりますよね~。
お待ちかね蔵見学タイム。
名杜氏!と私が思う「栗山杜氏」が例年通り、熱心にご説明いただきました。
栗山杜氏さんは静岡出身、もともと居酒屋さんを経営されていて、お酒好きが高じて酒造りの道に入ったという経歴の持ち主。
静岡の銘酒蔵「喜久酔」で修行。頭(かしら)まで勤め上げました。
奥さんが福井出身という縁から、常山の先代社長に請われ杜氏になりました。
そんな経歴だから、職人肌の方の中でも話上手、人当たりよし、この杜氏さんの魅力がこの蔵訪問を支えているといっても過言でありません!
もちろん仕事も丁寧です。今回の話でも、
「常山」ブランドは本醸造から全て「手洗い、限定給水」でやっているとのこと。ついには今回発売の1700円の普通酒までそれでやった(この酒は普通酒でも山田錦を使用。大変なことをしたものです!)」
「大吟醸を力を入れいている杜氏さんが多いけど、普段に飲め3.000円以下でいかに美味しいお酒を造ることに力を入れている。」
「今年は山田錦は溶けすぎて苦労した~ 今年はどの蔵も新酒は濃いとおもいますよ。」
今年は残念なことに造りが早く、昨日に最後の1本を搾ったということでタンクは空。
その代わりといして 搾ったばかりの槽口酒(ふなくちざけ)を特別に試飲。搾り口から出たままの本物!です。
この酒は仮名「とびっきり辛口」山田錦のみで造った限界まで辛さに挑戦!+19までメーターが上がりました。
もちろん原酒生状態でした。旨みも十分に感じられるシャープで綺麗な酒で美味しい!って皆さん口々に。
加水とか火入れはどうするか未定とのことで、どんな形で販売するか未定とのこと、名前も考え中とのことで、参加者さんから「常辛(とこから)」はどうだと声が出ていましたよ!
蔵見学のときに3種類、2セットの利き酒マッチングクイズと、酒・蔵に関するクイズも用意されています。今年は「蔵人4人が所属する杜氏組合」はという問題。
ヒントは「うんだぁ」という言葉を使う地域といこと。正解は「南部杜氏」です・
全て正解者は5名。蔵よりお酒のプレゼントをいただきました。
白いジャンバーが常山 女社長の「常山(とこやま)由紀子さん。後ろの半分隠れている方が吉兆の女将「しのぶさん」他の方はこの会の常連さんです。
そしてその後は1時間弱の越前海岸に移動、常山と越前ガニと天然ブリを食べつくす宴会と、日本海を望む露天風呂に入りましたが・・・・
私は数日前よりひどいカゼにやられており、胃腸を弱めたか、ひどいバス酔いでグロッキー・・・・。
一滴も一食も食べれず。まいりましわ。
参加いただいた皆様、飲食店様、やきとり吉兆さん、そして常山の蔵の皆様お疲れ様でした。来年も是非、やりましょう!
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