750ml 2,300円(税別) 2,484円(8%税込) 商品番号)12456
初めての自社畑の100%鳥上坂デラウェアをリリースした酒井ワイナリー
ボルドー液も使用しない全くの自然農法だそうです。
瓶詰め時にはろ過もせずの全てが生きているナチュラルワイン。
山形らしい風土がしっかりこの一瓶、
果実の味わいが膨らんで 酸味がしっかり出て ボリューミーでシュッとした味わいのデラウェア。
山形県南陽市赤湯 (有)酒井ワイナリー
オフィシャルfacebook https://www.facebook.com/sakaiwinery
ワイナリー訪問記再掲載 ワイナリー訪問 2009年10月31日
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酒井ワイナリーは。創業明治25年以来一環としてろ過機を使用しない、伝統的な手法でワイン造りをしているワイナリーです。
山形県南陽市赤湯にあるのが バーダップワイン 酒井ワイナリーです。
赤湯地区は山形市内より車で45分 峠を超え、米沢盆地の端に位置します。
写真2)
写真2)ワイナリーの周りは雰囲気のいい温泉街。赤湯というくらいだから、鉄分の多い温泉かと思ったら、単純泉ということです。観光地で土・日は観光バスが何台も来るとか。
この地区にはワイナリーが3社あります。その中で酒井ワイナリー明治25年創業、東北で一番古いワイナリーとのこと、また創業以来ワイン以外は製造したことがないという歴史を積み重ねたワイナリーでもあります。
このワイナリーの特徴は昔ながらの製法、濾過機・滓下げ剤を使わない全てノンフィlルター・無濾過・生詰めであるということ。自然なブドウの旨味・甘味を活かし、多めの酸で柔らかく入ります。
また、蔵の後継者 酒井一平さんが5年ほど前からカベルネ・メルローなどのヨーロッパ品種を化学農薬を使わない自然農法で栽培を開始・徐々に自社畑を広げていっています。
写真3)
(写真3)蔵の中は製造の真っ只中、設備は最低限で、「いいフブドウを使い、素直に醸造する」をモットーとのこと。
タンクも酸素を抜けるようなものではなく、日本酒を造るような開放タンクです。
写真4)
写真4)この日仕込まれる、甲州種です。 今年の甲州は近年まれに見る出来とか。非常に糖度が乗っているようです。
山形で何故?甲州、 江戸時代に入ってきたという古い歴史があるそうです。以来この赤湯の主力白ワインは甲州とのこと。
写真5)地下にある貯蔵庫へ、樽貯蔵・樽発酵の樽が並びます。
写真6)この蔵の特徴の一つ、一升瓶でのワイン貯蔵・熟成です。
仕込んだワイン・樽で熟成を終えたワインは全て一升瓶で貯蔵されています。その数は数千本というから驚きの数です。
瓶の中で下に滓(おり)が溜まり、その上澄みのみを詰め、商品化するとのこと。またそうすることで、濾過の必要は全く無い、自然の旨みを持ったワインが産まれるそうです。
写真7)蔵見学の後は車で5分ほどの畑へ、赤湯の鳥上坂という地区にあるブドウ畑です。 南斜面でブドウ栽培には絶好とかで、斜面一面、ブドウ畑です。
写真8)車で上り、自社畑よりの米沢盆地を遠望します。この土地は風が下より吹きあがり、また盆地で寒暖差が大きく、土質も大きな岩がゴロゴロしている土地ということで、ブドウ栽培には非常に適地とのこと、温度・緯度的にもボルドー品種には合うようです。
写真9)ここは斜面40度 今年は天候不順で出来が心配されたかが、蓋を開けてみるとカベルネの糖度が過去最高のレベルになったとか。
また、近隣の農家は高齢化でどんどん葡萄栽培やめており、なんとか自社田を拡大し、この産地を守っていきたいという強い意志・夢を語っていただきました。
さらに、ここには3匹の羊が放し飼になっており、雑草をムシャムシャ食べてしました。羊の糞は肥料になるんだそう
写真10)ワイナリー内の ワイン販売所にて
写真11)白・ロゼワインを数種試飲しました。この赤湯のワインの特徴として、酸が非常に出るとのこと、食中に適したワインといえる。 甲州樽貯蔵が樽と酸の拮抗した感じが面白く、非常に気に入りました。
写真12)続いて赤ワインを試飲。赤は酸が効いてボディとバランスがとれて非常にいい感じ。特にレトロラベルの「スペシャルブレンド」は抜群な出来栄え
製造元のコメント
「自然農法の自社畑100%。蜂蜜やリンゴ、若草を思わせる香り。酸味は穏やかですが、開けたてほんのりとガス感があるので、すっきりと呑めます。」
山形県南陽市赤湯 酒井ワイナリー