ちえびじん 「ワイングラス」で最適化。甘味とコクのある水に米味が一つになって、グラスの丸さと同じような曲線を描き→心地よい香りで抜けていく。 ああ~なんてすばらしい

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★ちえびじん 純米吟醸 山田錦 火入

1800ml 3.000円(税別) 3.240円(8%) (商品番号 9955

720ml  1.600円(税別) 1.728円(8%) (商品番号 9956

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先日開催の「ちえびじん」の会でわかったこと。 

「ちえびじん」はワイングラスで最適化されているお酒。

甘味とコクのある仕込水に米味が一つになって

そしてワイングラスの丸さと同じような曲線を描き→

心地よい香りで抜けていく。

ああ~なんてすばらしかったことか。

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特に「純米吟醸 山田錦」は、水なのか?山田錦なのか? 深い甘味と旨味と滑らかな喉ごしでスペシャル!スペシャル!!素晴らしい。

これはワイングラスとの夢の競演(OK)

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原料米 山田錦 精米歩合 55% アルコール度数 16度
大分県杵築市 中野酒造

ご注文はこちらより

「ちえびじん」の紹介を兼ねて一昨年秋に訪問したときの蔵訪問記、再掲載です♪
↓ ↓

先日、ちえびじんの中野酒造さんへ蔵見学に行ってきました♪そのレポートです。

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「北九州・新幹線 小倉駅より「特急にちりん」乗り換え・日豊本線を下ること、およそ1時間。

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大分県国東半島に位置する「杵築(きつき)」駅に着きました。

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ここは海沿いに位置する古い城下町。

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大分の有名な観光地 別府や湯布院も30分程度で行ける立地です。
大分空港も近い。

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海が綺麗な証明でしょう!天然記念物「カブトガニ」の繁殖地で、その研究機関もある。

ここに「ちえびじん」を醸す。中野酒造さんはあります。駅より車で5分くらい。

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6代目蔵元の「中野淳之専務」に迎えていただいきました。

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中野さんは34歳。東京農大醸造科を卒業、サラリーマン生活の後、家業を継いで6年目。

蔵を継いで酒造りの道を行こうと思ったのは同級生で親友の「山和」の伊藤くんの影響があったとか。

先に蔵元を継いだ伊藤さんの活躍に多いに刺激を受けた。

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中野酒造さんの蔵は石垣があったり、城下の

屋敷の雰囲気が残る。

大分県のお酒といえば、「いいちこ」「二階堂」の麦焼酎。

だけど、その歴史は以外にも浅く、もともとは、全て日本酒蔵だったとのこと。
地元の消費は「西の関」さんがシェアの九割以上と圧倒的に強く。

その他の事業に活路を求めて、この隆盛に繋がったらしい。

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中野酒造さんも御多分に洩れず、焼酎・リキュールと多角化をしているが(当店でも、ちえびじん麦焼酎・ちえびじん紅茶梅酒)絶賛扱い中。

しかし今後は中野さんが一番情念をかたむける「日本酒」に出来るだけ、集約したいとのこと。

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訪問した10月7日は(大安)25BYの酒造りが始まるその日で
中野さんの、表情・言葉の隅ずみに気持ちの高ぶりが感じられた。

この蔵の特徴を位置づけるものは「水」

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地下200mからこんこんと湧き出る水は軟水だけど、やや甘味があってボディ感もあり でも後切れの良さも併せ持つ。

その水で仕込む「ちえびじん」は甘味が舌に乗る感じで、正にその特徴を素直に活かしてるな~。

淡麗辛口には向かないらしいけど、飲み応えと後切れを求められてる今の日本酒にはピッタリだと思うよ~!

蔵は地酒蔵らしい時代を重ねた雰囲気の建物だけど、清掃が行き
届いている!

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仕込み蔵。900kg以下の小仕込みタンクが並ぶ

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お米の洗いは地酒蔵では定番の設備になった「ウッドソン」。泡でやさしく・しっかり洗う。1年目は全量手洗いでやってみたそうだけど、米の割れや・洗いムラがあって・・2年目からこれを導入して確実に酒質に高影響があったそうだ!

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もう一つの秘密兵器がこの「高圧洗浄機」。

さきほど蔵が清潔だと書いたけど、この機械が活躍♪ 100度以上のお湯が出て、人力では落ちない汚れもあっという間!女性でも使いこなせるんだって 製造業だから清潔が一番だね~。これは「鍋島」飯盛さんが教えてくれたかとか~。高品質蔵同士、情報交換が活発です!

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搾り機「ヤブタ」はしっかり冷蔵庫の中に!

気温が高くなりがちな、西日本では必然的な設備。どんな気候でも安定した搾りが出来ます!「~やるな~」

蔵の二階に上がる、麹室はそこに中に入ると・・甘い香りが 「りんご」???

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「リンゴ」の成分は麹の発育を良くするとのことで、九州には良く「りんご」を麹室に入れてるとか・・初めてみたよ~(驚)

麹室で30kg盛りの麹箱が二枚。

東一の勝木先生の指導によるもので、このサイズが温度も安定して一番使いやすい。

「麹米」は県外出荷のものは桃色にごりを除いては全て山田錦に統一。 酒造りの根幹の部分。安定して間違いがないものが出来る!(自信スペック)

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「今年の造りは楽しみ!気合が入ります! 昨年のデータもバッチリあるし!今年はお米もいいし」熱く語る中野さん。

蔵の仕込み作業は中野さんと、中野さんの同級生で片腕と信頼する社員さんの2人で!
どちらが杜氏というわけでなく、分担して仕込んでいるそうだ。。

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その日 25BY初洗いした大分産「ひとめぼれ」 新酒第一段「桃色にごり」になる。
「ひとめぼれ」は早生米で、酒造り用に中野さんが農家に依頼して栽培。通常飯米は「ひのひかり」でこの地区では例のないお米だとか。

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明日の蒸しを待つやはり「ひとめぼれ」 

仕込み期間のスケジュールは・・。

蒸しは朝4時半から(早い!) 6時には蒸し上がり。即仕込んで7時には仕込完了。8時からは米洗い、10時洗い終わり、昼からは瓶詰めという一日のスケジュールとか。

それから山田錦の契約田を見に行きましょうって車で20分くらい,山を上がる。

登り切った空気も水も、そして肝心な昼夜の温暖差もある(夏場でも長袖来て寝るような冷え込みがあるとかで・・)理想的な環境に山田錦契約田はあった!

同じ杵築市にある。同じ町内である程度の酒米が賄えるのは理想的環境だな~

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台風が接近中(結局逸れましたが・・)で心配した農家さんがたまたま居られて話を聞けました。

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「飯米とは比べにならないくらい栽培が難しいお米だよ~山田錦。どうしても少し倒伏するし・・土造りからかえなくちゃいけないんだ・・・」 だそうです。

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10月中旬には刈取りだそうで、元気に出穂ていました!経過も順調。いいお米がとれそうだ~

酒泉洞堀一
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この記事を書いた人

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