昨日は笑四季の竹島蔵元と池下にある「炭焼きいろり料理 紅(こう)」さんへ
目の前の囲炉裏でお肉や鮎を焼いてもらいながら・・ゆっくりと話ました。
純米大吟醸マスターピースの「NO.5乙女ロマン」「NO.6サブマリン」が、あがた森魚さんの曲から題名をいただいた話から・・「紅」の石川店長もあがた好きということで話が盛り上がり・・
さらに竹島さんが打ち込み系が好きで小室や、YMO、クロフトワークが好きで自分でも打ち込みをしているという話をしていたな♪
そして本題!じっくり今年の笑四季。快進撃の源(みなもと) センセーション黒について話を聞く!。
滋賀県産米「日本晴」で醸す特別純米酒。
2.100円だけどものすごくレベルが高い。
関西では黒の生が売れて、関東では黒火入れが出ている!
それも◎凄く出ているらしい♪
ウチの店頭でも火がついてます!
★笑四季 特別純米 センセーション黒火入れ
このお酒(笑四季全般にいえるけど)に気を遣うところは”不潔感”を出さないところ。
要は不純な香り、(木香やカビ臭や化学品臭)はもちろんのこと! 不快に感じるような熟成香や酵母の特徴による火入れ臭など・・・
を極力排除すること。
確かにすごくクリーンでボリュームがあってスーパー切れ良し。
特に火入れ酒の決まり具合が凄い!
それに飲みやすく(実は!15度台の原酒)。
この一定感だったら、飲み屋さんのどんなシチュエーションでも行けるんだろうなと思います。
「この酒をどうやって造るの?」 って竹島さんに聞くと。
15度の原酒で飲みやすいお酒は・・
規定数値を基準にモロミ後半で追い水を順次打って決まった数値に持っていく(東一の勝木杜氏が提唱した低アルコール原酒製法!)そうです。
そして火入れ酒の一定感の理由は「瓶火入れ」の的確さ!
日本酒度や酸度では見てなくてグルコース(ブドウ糖)濃度をしっかり図って(専門の器具で図るそう、味覚では全く判断できないそうです。)
大体は搾ってから3~4日くらいだそうですが、規定値に達したら、とにかく3日の間に火入れをしないと、どうにもならなくなるそう!
とにかくその時はなによりも火入れ作業を優先でなんですが・・人員の都合上、早朝や社員が帰ったあと、そして土日に竹島さん。一人で延々と作業をするらしい。
それも結構な本数で・・・65度の温度で決めるんですが、その数値をずっと捉えていいると、目もおかしくなっていくるとか!
やはり美味しいお酒が生まれるということは大変ことなんですよ。
こんなお酒を醸す「竹島蔵元は」お酒造りをメカニカルなものに捉えていきたい!
「思いがこもった」とか「手に入らないお米でできている」などの今までの日本酒評論ではなくて技術論をしっかりだして、(自動車雑誌のインプレとか紹介記事のように!だそうです。)本当の競争をしたい!
それと竹島さんの技術に対する向上心はもの凄い!
後半のロットは新政さんが先駆を付けた、速醸(醸造用乳酸)撤廃の乳酸菌による仕込みのものになるらしいし!
もうひとつ、金沢酵母と六号酵母をブレンドし爽やかな吟醸香を出した、「センセーション白」があるのですが(この酒は私は偏愛的に好き! 私自身は黒より白だな~)
★笑四季 特別純米 センセーション白火入れ
充分、満足できる味なんだけど、火入れ方法には、まだ納得いかないらしくて、同じ金沢酵母を使っている蔵のあるゆるお酒を買って飲んで、研究しまくっているらしい!?
かかるお酒代は平均で月3万円(驚)
ここ、紅さんでも、30種の日本酒がメジャーからマイナーなものまでメニューにあったけど、全部、飲んだことがあるってのは驚いたな~。
その後は場所を移して 丸の内の和醸すぎさんへ。純和の造りこんだお料理と笑四季の相性を堪能したよ♪
それでずっと話こんで気づいたら翌日になってたよ~よく飲んだね
酒泉洞堀一
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