昨日は秋田に。
名古屋中部国際空港からANAプロペラ飛行機(驚)で1時間30分
着いた秋田空港より高速を使い約1時間
五城目インターで降りて車を5分も走らせると!
福禄寿酒造 「一白水成(いっぱくすいせい)」に着きます。
横から見るとまるで?富岡製紙場のような蔵建物!?
明治期の建物で国指定「重要建築物」に指定。
蔵の前では毎朝、朝市が立つという。
その玄関は鈴木京香さんが来ての、JRキャンペーン写真の舞台にもなりました。
あいにく渡邊蔵元は急な所要のため不在。
一関杜氏に応対していただきました。
春から農業をする蔵人のため、仕込みは開始を早くし、4月に皆造(かいぞう)を迎えた。
ここ五城目町は米造りが盛んで、
現在一白水成の使用している「山田錦」「雄町」「酒未来」以外の秋田県産のお米。「酒こまち」「吟の精」「美山錦」「美郷錦」は全て「五城目酒米研究会」に入っている10件の地元農家で栽培されているという。
まさに「地酒」
青ラベルの純米吟醸は「一白水成」の発祥の酒。
使い慣れた「美山錦」100% 蔵にとってはとても思い入れが強い!
白ラベル特別純米は 最終的な味わいを最優先にし、
麹「吟の精」 掛米「酒こまち」という形になった。などと説明していただいた。
この扉の向こうの吟醸蔵で一白水成は生まれる。
今年は一白水成の仕込本数はおよそ40本。年々着実に製造量を増やしています♪
甑は木製が現役。
ふくよかでシャープな一白水成(いっぱくすいせい)の酒質の秘密
それはこの中硬水の仕込水にある。
軟水が大部分の秋田の中で、教科書通りの吟醸造りはこの蔵には合わなかった。
試行錯誤の上、麹菌を通常より破精(はぜ)させ、「ふわっ」とした麹を造り上げた。
それによって一白水成ならではの吟醸酒を完成させた!!
気温によって4度は変わるという仕込水の水温。
それらに毎日向き合い、その日ごとの給水時間を杜氏さんの経験から判断。
最適な蒸し米に仕上げていく。
杜氏さんの仕事場はやはり、ここ酒造りの肝(きも)。麹造り。
仕込時期は日中の大半をこの麹室で過ごす。
少し前までは小さな箱麹で、麹造りをしていたが、日中、深夜をかかわらず、2時間置きに積み上げた箱の上下の入れ替え、左右・前後の向きの入れ替えが必要だった。
がこの上喜元の酒田酒造さんに習ったという、箱麹に変えてからは!
深夜は基本
的に起きなくて済むようになり。作業負担が大幅に解消された。
でもそれはそれで温度や保温の仕方に経験やカンの蓄積があり、それは箱麹造りを経験したからこそ分かる部分が多いのだという。
蔵の中には冷蔵庫があり、その中には6月出荷の!
黒ラベル 純米吟醸 愛山がスタンバイ(ヤッター)
ちなみに当然のごとく、一白水成は全て瓶貯蔵です。
蔵見学終了後に渡邊蔵元が到着
写真はパチリ♪
夜は秋田市内の居酒屋さんで新政「佐藤祐輔蔵元」も交え、一献!
発売前の「純米吟醸 愛山」を先にいただいちゃいましたぜ~
1盃目はシャープに!
2盃。3盃と食べながら!どんどん味が膨らんでくるように感じる食中吟醸酒の粋(すい)
お楽しみに♪
酒泉洞堀一
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