先日、名古屋の飲食店様数軒と同行して酒蔵見学へ
まず向かったのは岐阜県揖斐川町 「房島屋(ぼうじまや)」
蔵元杜氏の所さんに説明していただきました。
最初は甑の説明。 ここでの蒸し米の仕上がりが後々まで酒質に影響するとの説明。
「房島屋」用の原料米は麹米、掛米をとわず全量手洗いをする。 手軽な洗米機もあるが、その日のお米の状態を手で感じながらする作業を「房島屋」を醸す上で大切な工程とのこと。
房島屋はこちらの三つのコンパクトなタンクで造られる。 所さんともう一人の蔵人とゆっくり、丁寧に長期間行われるミニアムな仕込蔵というより工房!
搾りはこの珍しい小型な「ヤブタ」タイプの搾り機で!名古屋の機械メーカーもので、解体。洗浄が用意なのが助かるとか。
現在仕込中の房島屋は12月初発売予定の「純米超辛口7おりがらみ」と12末予定の「純米吟醸 五百万石生」。このタンクは吟醸酵母で仕込まれた「純吟」
覗いているのは、千種「馬車道」のマスター 「房島屋 吟吹雪ラヴァー」な方です。
元気に発酵していました。
見学後は蔵の2Fで試飲タイム。 新酒はこの地元用「揖斐の蔵 しぼりたて」が出来上がっていました。 私は運転手なので試飲は「ダメ」(>< )( ><)
その時間に今年の造りのことを所さんにインタビュー
「今年は去年のような「吟吹雪」のような新機軸はないけども、例年通り、五百万石、山田錦をしっかり造り上げていきたい。
また完全発酵するとどうなるか?に興味があり、それをチャレンジしてみたい。
今年は純米大吟醸を造ります!」
とのことでした!下記は別に文章でいただいた所さんの「造り始め」の決意です。そのまま転載しています。
1.今年の造りに対する思い
「旨い酒を造るのみ!です。」
2.今年はこうなります。
「例年より発酵期間をしっかりとって、より力強い純米酒を造りたいと考えています。
そのためテイストが変わるアイテムがあるかもしれませんが、濃くてキレのよいお酒を目指して頑張ります。」
所酒造(有) 所優
酒泉洞堀一
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