今日は昨年「萩乃露」の福井さんから紹介された「ヒトミワイナリー」さんに行ってきました。
醸造人は岩谷さん。
もともと創業者はアパレルメーカーを経営。引退後の第二事業としてワインメーカーを立ち上げる。
岩谷さんはもともとアパレルのデザイナーだったが、お前ならワイン造れるだとうというオーナーの意向で丹波ワインで修業。
もともとデザイナーだからラベルデザインはお手の物。 いい葡萄が入ると、こんなワインが造りたいというイメージが湧くそう。
商品設計から醸造、そしてデザインまで全てトータルに造り上げている。
ワイナリーの地下にある製造場には所狭しとタンクがたくさんある。
日本酒の「もと」のようなタンクでも発酵中だったし、奥の漬物容器のようなものでもワインが発酵中。
アイデアが湧いたら即に造るということで、1年に出るアイテムは50種類!
ヒトミワイナリーのワインの特徴は
1.「食用ぶどう」でのワイン造りに力を入れていること。 食べ慣れているブドウの味だから、飲みやすいし、飲むと和食を連想する。
2. つくったそのままの味を維持する「にごりワイン」ノンフィルターで最低限の酸化防止剤の自然派志向
ヒトミワイナリーの3つ目の特徴としては完全発酵の「超辛口」タイプと「甘口」ヤイプの造り別け。
辛口は糖分を完全発酵で生のまま。
甘口は糖分が残り再発酵しやすいため、日本酒ろ同じように湯煎の瓶火入れ。こんな機械?で延々。1万本するらしい!
発想としては「日本酒蔵」とても近い。
自社葡萄園でシャルドネ・カベルネ栽培をしたシリーズもありますが、いかにいい葡萄を手に入れ、美味しいお酒を醸すか!ここに注力している。
廻りが日本酒蔵ばかりで、その影響という。
そしてワインの話。3月発売の「kirekire」
デラウェアの糖分ゼロに完全発酵生。
これは日本酒の純米吟醸超辛口だ。 自然なブドウの味わいがスキっと楽しめる! 和食向けワインの決定版だよコレ
そして「MCキャンベル ロゼ」
香りは甘口ワインのイイ香り(美味しいブドウの香りを想像してください)
だけど、飲むとキレ抜群!これは吟醸酒だね~♬
巨峰甘口にごり。
みたところ、どこにでもある甘口ワインだけど。醸造したワインの上に氷結した糖度の高い果汁を加えるという凝ったことをしている
(一般のものはここで、砂糖を入れているらしい。) うめーたまらん!
そしてこの蔵、一番の人気者!「微発砲にごりh3」
発酵ガスを生かしたスパークリング(^O^)/
やはり香りは甘く、で飲んでみると辛い!
美味しい食べるブドウの味わいがそにままこの一瓶にあるよ♬