★HIKARU FARM (ドメーヌ長谷)和シードル ジャパン・シードル・アワード 2つ星獲得酒
750ml 1,200円(税別) 1,296円(8%税込) 商品番号)14458
HIKARU FARM (ドメーヌ長谷)さんのワイン(これはシードルですが)初紹介です。
野生酵母でのシードル(りんごのスパークリングワイン)、最低限の酸化防止剤しか使ってません。
りんごそのものの味わいで優しく、アルコール度数も低くしかも葡萄よりも原料費がかからず低価格。今回は少しでも多くの方にシードルを知ってもらいたいと長谷さんも値段を頑張りました!
どんな方でも飲んでいただけそうな味わい!! シードル飲んだこと無い方にも是非飲んでいただきたい逸品です。
「りんごの銘産地、信州高山村のりんごだけでつくった辛口シードルです。紅玉とふじりんごを丁寧に選果し洗浄、クラッシュしたあとにメンブラン・プレスでゆっくりとジュースを絞りました。りんごの自然酵母により長時間じっくり醗酵させ、瓶内二次発酵をしています。りんごの立ち上る香り、紅玉由来の心地よい酸味とふじりんごの凝縮感でバランスの取れた味わいが口の中で広がります。また、和シードルのネーミングに相応しいやさしい口当たりとなっていますので、和食はもちろん、さまざまな料理と気軽に合わせていただけます。無濾過無清澄、非加熱処理、および亜硫酸は最小限の使用のため冷暗所にて保存をお願いします。抜栓時は吹きこぼれる恐れがありますので、召し上がっていただく前には冷蔵庫などで十分に冷やし、オリが沈殿してから注意して開栓してください。(ナプキンなどを使用することをお勧めします。)」
2019/5月訪問
HIKARU FARM (ドメーヌ長谷)長野県高山村のナチュラルワイン・ワイナリーです。
長野駅より車で約45分、駅より東方に向かい千曲川を渡り須坂の街を経由、その裏山をグングン上ります。
登りに登って標高800m、村の最高標高地、ですが凄く視界が広がって一枚の大きな畑と一緒にHIKARU FARM (ドメーヌ長谷)はありました
訪問時は5月中旬、ですがまだ桜が満開でした。
ここで長谷さんは、ビオディナミ栽培・醸造に注力! 畑にはピノ・ノワールを中心に、シャルドネ、ピノ・グリ ピノ・ブラン ゲヴェルツトラミネールなどを混植で栽培。
その主義は聞いた話を箇条書きで書かせてもらいます。
「酵母を含めて生態系を含めてワインを作りたい。年によって動く酵母が違うのでそのヴィンテージなりのワインが出来る。
ワイナリーの仕事は基本・農作業で完全に農家と一緒(ヴィニロン)です。とにかく作業はいっぱいあって人の手はいくらでも借りたい状況です。
2018年は酷暑で、この場所でありえない連日30度超えが続く状況でした、また秋には大雨が続き、葡萄はすぐに酸が抜けてしまう、乳酸が先に動いてしまう状況で、こんな悪い年もあるだな~と凄い勉強になりました。(2019年は9月現在、非常に良い状況とのこと)
ここは日本の有数のピノ・ノワールの産地と言われていますが自然栽培は本当難しいなかなか量が取れない状況です、まず凍害があります、そして「灰色カビ病」
ここは霧が多く、花がそれに包まれると、灰色カビ病で花が流れる!
実はそこで化学薬品を使うと、それを抑えれるのですが、でも使わない!もう手が伸びそうになるけど使わない、先輩ワイナリーに1度使うと3年分の土壌汚染があるよと言われ・・有機栽培に認められている”ボルドー液”のみで頑張っています。
それでよい葡萄を取れたときは本当なにもしない、それが一番 MC香も付けないようにしています。
自社の白葡萄は同じ時期に収穫混醸します。 毎年の気候の変化が大きく早く収穫できるもの、遅く収穫できるもの、多品種を栽培しリスクを軽減するようにしています。
新しく借りる畑は放置された土地を借ります、前の農家さんが野菜など長年農薬を使っていたところは生態系を取り戻すのに時間がかかる。
ワイナリーは1/2半地下構造で1年の温度変化が2度しかありません。
ビオディナミの理論で満月に瓶詰めするようにしています。低気圧のある日に飲むとワインは実際まずいんですよ」