新たな挑戦『13度 SHINE』、さらなる挑戦『愛山』『雄町』
羽根屋らしさを保ちつつ酸を出したSHINE
「『13度SHINE』は何回も試飲を重ねて形にする事が出来ました。 羽根屋らしいさを保ちつつ酸を出してイタリアンとかエスニックでも対応出きるよう造り上げました。 SHINE(シャイン)というネーミングがスタッフが付けました、お酒の企画も昔は私が一人でやってきましたが、今はスタッフ全員で知恵を絞りあっています(羽根千鶴子さん)。
造りの面でも土日は交代で任せるとかして責任感を持たせるようにしています。今は造るというよりは人を育てる部分を重視するように仕事がシフトさせています、しかし要所要所はチェックして時々締めるみたいな(笑)(羽根敬喜さん)」
SHINEを試飲してみました
予想以上に煌火と違い驚きました、最初に瑞々しい甘みがありまして、ライムやグレープフルーツを感じます、そして後半は煌火と同じような水と同じ質感で無くなります。この飲みやすさ一般の日本酒好きな方の評価を特に高く受けそうな予感がいたします、羽根屋の主力の一つに間違いなく成長すると思われます。
米でこんなに味わいが違うと驚いた『愛山』
「愛山と雄町を以前から挑戦してみたかったのですが、今回は良いお米をが手に入り初チャレンジしています。愛山はすでに搾りあがり雄町は麹を造り終えたところです。雄町は本格的に仕込んでないのでなんともいえませんが、今回一番思ったのはお米でこんなに味わいが違ってくるのか!?ということです。
そしてその味わいも表現出来ました
今回の愛山はしっかり求めている味が表現出来ました、骨格があって繊細でしかもグッと押し味もあって。造りのほうでも柔らかいですが麹も造りやすく仕込みやすいお米でした」(羽根敬喜さん)
ラベルデザインは千鶴子さんの担当
<ラベルはどんな感じで?質問に>「またイメージが降りてこないんです。いつも直前まで決まらなくて、今はイラストレターで蔵でラベルデザインしてるので<そうなんですね!すすんでる>デザインできれば5日くらいで出来るんですよ。<あの印象的なサブタイトル「例えば煌火では情熱の焔、思いを込めた一滴。」も?>そうそれもですよ~(^_^)(羽根千鶴子さん)」
立ち上げ時には全ての工程を一人で管理していた蔵元杜氏の羽根敬喜さん、スタッフが増え層が厚くなり皆で造っていく羽根屋ということで余裕が出たのがその安定感にも現れていると思う、しかしそれでも休みなく造り続けるというのは神経が休まる時がありません、くえぐれもお体を大事にされて末永く良い酒を造り続けてくださいね、千鶴子さんもあちこち蔵元の顔として駆けずり回り席を暖める暇もなかった活躍でした、またここから新しい酒も出てもう一つも二つも頑張ってくださいね。 酒泉洞堀一 小久保喜宣
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