タイトル:日本にはさまざまなお酒がありますが、そのなかでも最も知られているものがあります。
それが日本酒です。
まさにお酒のなかでも王道な日本酒ですが、もっと美味しい日本酒を飲みたいと思い通販で検索される人は非常に多いのではないでしょうか。
そこで今回は、日本酒を通販で購入するときに気をつけるべきことをお伝えしますので、参考にしてみてください。
■そもそも日本酒とは?他のお酒との違い
世の中にはお酒の種類がたくさんあります。
たとえば、日本酒をはじめ焼酎、ブランデー、ワイン、ビールなどなど。
さすがにビールと日本酒の違いはわかっても、焼酎との違いはイマイチわからない人も多いのではないでしょうか。
なぜならお酒の色は基本透明ですし、酒屋に行っても同じような瓶やパックで売られていることが多いからです。
そこで、美味しい日本酒を見つける前に焼酎との違いについて見ていきましょう。
〇日本酒とは
まず、日本酒と焼酎は醸造酒か蒸留酒かによってわかれます。
日本酒は醸造酒、焼酎は蒸留酒と覚えておきましょう。
醸造酒とは、果物や穀類を原料にしたお酒のことを表します。
果物や穀類をアルコール発酵させ、日本酒やビール、ワインなどになるというわけです。
また日本酒の材料は、お米だけを使っているという特徴があります。
〇焼酎とは
対して蒸留酒とは、発酵した液体をさらに蒸留してアルコール度数を高めたものを表します。
醸造後に蒸留すると焼酎やウイスキー、ブランデーに変わります。
また、麦焼酎や芋焼酎という名前があるように、焼酎は米や麦などの穀物やイモ類から作られます。
■アルコール度数は焼酎が高め
同じお酒でも、日本酒と焼酎とではアルコール度数が大きく違ってきます。
基本的に日本酒のアルコール度数は、だいたい15度前後です。
対して焼酎は20度~40度くらいまであるため、お酒の初心者であれば日本酒がおすすめです。
■日本酒は種類がいっぱいあってややこしい?
日本酒とひとくちに言っても、さまざまな種類があるためどう選んでいいのかを非常に迷われるのではないでしょうか。
たとえば、大吟醸や本醸造など。
同じ日本酒なのにラベルを見ると異なるため、余計に難しいと思ってしまいがちです。
しかしポイントだけ抑えておけば、相性の良い日本酒が見つけられる可能性が高くなります。
まず、日本酒には純米酒と純米酒以外の2種類が存在しています。
純米酒は、お米と米麹だけを利用していることからお米そのものの味や香りを楽しむことができます。
対して純米酒以外は、醸造アルコールというものを添加しているため味にキレがあるという特徴があります。
醸造アルコールとは、サトウキビを中心に材料を発酵させたアルコールの純度が高いものを表します。
〇精米歩合による日本酒の違い
日本酒には精米歩合という基準が設けられています。
精米歩合とは、玄米を100%と換算して残った分の割合のことを表します。
この精米歩合によって、大吟醸や本醸造になるというわけです。
精米歩合が70%以下であれば、本醸造。
60%以下であれば吟醸で、50%以下であれば大吟醸というようにわけられます。
ちなみに、このパーセンテージが低ければ低いほど嫌みのない透き通った味になります。
■日本酒の美味しい飲み方について
お酒のなかでも飲み方に自由度が高い日本酒ですが、どのようにして飲めばいいのでしょうか。
〇冷酒
冷酒とは、名前の通り日本酒を冷やして飲むことを表します。
温度でいえば15度以下に冷やした日本酒を、冷酒と言います。
〇冷や
冷やとは、冷酒と同じように思えてしまいますが、本来は常温の日本酒のことを意味します。
これは江戸時代にさかのぼると、当時は日本酒を冷やす手段がなかったことから常温がいちばん冷たかったとされています。
そこから冷やという言葉が定着しました。
〇ぬる燗
ぬる燗とは名前の通り、ぬるめの日本酒のことを表します。
温度で言いますとおよそ40度くらいが、ぬる燗と言われています。
ぬる燗で飲む日本酒は、甘みが強調されるため初心者にも飲みやすい飲み方です。
〇熱燗
日本酒と言えば、熱燗をイメージする人も多いのではないでしょうか。
熱燗の温度はおよそ50度と、ぬる燗よりも10度ほど高くなっています。
冬の寒い時期などに体を温める意味でも、熱燗はおすすめの飲み方と言えるでしょう。
■自分に合った日本酒を見つけるためには
日本酒にもさまざまな種類があることがわかりました。
しかし、自分にピッタリ合いそうな日本酒を見分けるためにはどうすればいいのでしょうか。
〇甘党派か辛党派によって好みはわかれる
テレビを見ていると、ビールや日本酒のコマーシャルをよく見かけることでしょう。
そのときに辛口なんていう言葉を聞いたことがあるはずです。
実は日本酒にも甘口や辛口という表現があります。
当然、人によっては甘口が良ければ辛口が良いという場合もあります。
その違いを知るために参考にするのが、日本酒度です。
日本酒度の見方はとても簡単で、数字とプラスマイナスの表記によって区別することができます。
たとえば、0が普通とするならば1、2、3と数字が上がっていくにつれて大甘口になったり大辛口になったりします。
そしてプラス表記であれば辛口、マイナス表記であれば甘口という判断ができます。
自分自身が甘いお酒が好きであれば、マイナス表記の数字が大きい日本酒を選べばいいですし、逆であればプラス表記で数字が大きいものを選べばベストです。
ただし、酸度やアミノ酸によっても味は変わってきますので、参考程度にチェックしてみてください。
■日本酒を通販で購入するときの選び方
では、もし日本酒を通販で購入したいとなったときに、どういうことに気をつけるべきなのかを見ていきましょう。
〇ラベルを見て直感で決める
ビールやウイスキーなど、それぞれのお酒には商品名などがプリントされており、個々に特徴があることがわかります。
しかしそれ以上に日本酒はそれぞれのラベルに個性があるため、見ているだけでも楽しいのではないでしょうか。
たとえば、全国的に知られている「二兎」のラベルは、2匹のウサギがモチーフになっており、見た瞬間に忘れられないインパクトのある日本酒になること間違いありません。
そのほかにも、あらい彗星や赤武、稲造などインパクトがあってオシャレな日本酒がたくさんあるため、気に入ったものがあればまずは購入してみましょう。
〇日本酒の産地で決める
日本酒の最大の特徴と言えば、日本各地で作られていることではないでしょうか。
当然、地域によって特色があるため同じ日本酒でもぜんぜん味が変わってくるというわけです。
しかも、北は北海道から南は沖縄まで幅広く作られているため、選択肢は無限大といっても過言ではありません。
たとえば、日本酒の生産地として有名な兵庫県をはじめ京都、新潟、秋田などさまざまです。
自分の故郷の日本酒もよし、人気のある土地から選ぶのもよしです。
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