ラピエールのモルゴン2020
バランスはすでに全く破綻を感じさせない、ボジョレー・ガメイの果実感にモルゴンのテロワールの美味しさがしっかり溶け込んでいます
マルセール・ラピエールのモルゴン 2020が入荷です、
2020ということで若いかな?と思いましたが・・飲んでみるとその味バランスはすでに全く破綻を感じさせないものでした。
味の幅=旨さの幅 という感じで ボジョレー・ガメイの果実感にモルゴンのテロワールの美味しさがしっかり溶け込んでいますね。
果実味と旨さと優しさとその伝統を培ったストーリーと、何もこのワインには欠けていません。自然なワインの本家本元さすがでした。
【ワインの詳細説明】
自然派ワインの歴史はここから始まりました、ボージョレのマルセル・ラピエール
その特定産地認証のクリュが「モルゴン」です。
このワインはワイナリー周辺の長年自然栽培を続けてきた畑の葡萄を使用、平均樹齢はなんと40年
その地らしい砂地のさらっとした味わいを基盤に、土地の深くまで伸びた根が火山由来の花崗岩(太古の昔、火山があったんだとか)を引っ張り。その柔らかいキュートな味わいに太古の地からあふれ出るエネルギーを内包したようで
非常にナチュラルで飲みやすくて味わい深いワインに仕上がっています。
2019年7月に訪問しました。
「マルセル・ラピエール」
戦後の大量生産時代、
化学薬品付けの畑と葡萄造りを嘆き、
お爺さんの時代のワインに戻ろうと理論を考えた「ジュール・ショーヴェ」先生。
その先生の理論を忠実に受け継いで自然派ワインを作り出したマルセル・ラピエール。
またその素晴らしい人柄で、栽培方法・醸造方法を分け隔てなく教え、それは世界中に広がっていった。
残念ながら2010年に亡くなり、あとは二人の兄弟が引き継ぎ発展させている
醸造は主に今回説明いただいた妹のカミュさんが担当している。
お父さんの製法を守り、より理想に忠実にすることにより益々美味くなっていると評判の「ドメーヌ・ラピエール」
日本に入ってくる定番ワインは・・
若木から作る「レザンゴロア」(=フランス原住民の意味)
こちらはその誇る”徹底的な選果作業=ピュアな果実のみで造る”
それが如実に表れていると思う。
いつ飲んでも、その綺麗でピュアでフレッシュな味わいに驚く!
40年程度の木から作る「モルゴン」
それはそのテロワール“火山性の花崗岩が風化した石が交じる砂地”を反映、
膨らみと、その奥行きが素晴らしい。
毎夕こちらのテーブルにはナチュラルワインの造り手が三々五々集まったそうな。
このようなお摘みと共に、マルセルとのよもやま話”に花が咲いただろうな~。
畑のこと、醸造方法等はより詳しい訪問記事はこちら
商品説明
ラピエールのモルゴン2020 バランスはすでに全く破綻を感じさせない、ボジョレー・ガメイの果実感にモルゴンのテロワールの美味しさがしっかり溶け込んでいます
商品仕様
製品名: | Marcel Lapierreマルセル・ラピエール / Morgon モルゴン2020 750ml |
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