Marc Pesnot / マルク ペノ 訪問記 2019/07
フワンス・ロワール、ミュスカデ セーヴル エ メーヌ 地区
パリ・モンペリエ駅からTGVに乗り2時間ちょっと、大西洋近くフランス・ロワール地区を代表する都市”ナント”(フランスで7番目に大きな都市だそう)に。
ここでインポーターさん主催のワイナリーツアーに合流。
トラムが走ります。
品の良い町並みでした。
街はセールの真っ最中
街中に突然お城が現れビックリ
ナント勅令(世界史専門じゃないけど何か聞いたことある)が出された、ブルターニュ公爵城 Château des Ducs de Bretagneだそうだ
Wikipedia
そして朝ナントを出て2件目のワイナリーとして訪問したのが、こちらMarc Pesnot / マルク ペノさん。
ロワール、ミュスカデ セーヴル エ メーヌ 地区のナチュラルワインとしての代表格
ドメーヌ名は正式にはDomaine de la Sénèchalière
20ha (東京ドーム4個分 )64箇所の広大な畑をビオロジックで行う。
この場所は霜被害が多く、2016・2017は甚大な被害を受けた。
今年も霜被害で約20%減だという
樹齢80年の古木もたくさん
品種はミュスカデ=地元名ムロン ド ブルゴーニュが多く他にはグロプラン、そしてガメイが僅かにある。
ムロン ド ブルゴーニュは自立性が高く、ゴブレと呼ばれる樹木のように葡萄を育てる方法で手間が少なく、大量生産しやすい葡萄なんだとか=それがミュスカデの大衆性になる。しかしこのワイナリーは収量制限で品質を上げるのに注力。
しかしそこまで値段を上げることも出来ずに過去は消費税を払えず、畑を差し押さえられたことも(マルク・ペノさんはそれでも畑仕事は続けた)。
そこで日本にもファンが多いこのワイナリーを救うため、日本のインポーターさんが出資することで救ったという過去も。
土壌はスレートを中心に色んな色の石がある複雑な土壌。
スレートは石灰岩が変成したもので、割れやすく根が地中に入っていきやすい、ミネラルをたっぷり葡萄が吸う。
このワイナリーには日本人栽培スタッフもいる、杉原美和子さん。
フランス在住歴8年、ローヌのワイナリーに以前いてここは2か所目のワイナリーなんだとか。
(仕込むタンクはボージョレ地区でよくみかける木製のトランコニック、自然に対流をしやすい形とのこと)
製造のこだわりは・・通常の“ミュスカデ ”は早摘みしSO2をしっかり使って酸の あるワインにする、ここではそれと違い、
遅摘みで果実感を得た葡萄を
1、12時間ゆっくりプレス、
2、12時間のマセラシオン・カルボニック
3、その両方使うパターン
その3パターンいづれかを使い・・皮接触での果実味を生かした風味のある素晴らしいワインを作る
若い樹齢のミュスカデで作るキュベは、蔵元で食べた新鮮な生海老合う
樹齢80年!の木もある古木だけのキュベはフレッシュさと奥行きでヤギチーズに合ったので、焼き鳥などいけるのでは!?
日本人スタッフ杉原さんも拝し、日本が好きで、日本でのファンも多いペノさん、
日本の食に受けいれられるナチュラルワインを作る、素晴らしいワイナリーでした。
フワンス・ロワール、ミュスカデ セーヴル エ メーヌ 地区
パリ・モンペリエ駅からTGVに乗り2時間ちょっと、大西洋近くフランス・ロワール地区を代表する都市”ナント”(フランスで7番目に大きな都市だそう)に。
ここでインポーターさん主催のワイナリーツアーに合流。
トラムが走ります。
品の良い町並みでした。
街はセールの真っ最中
街中に突然お城が現れビックリ
ナント勅令(世界史専門じゃないけど何か聞いたことある)が出された、ブルターニュ公爵城 Château des Ducs de Bretagneだそうだ
Wikipedia
そして朝ナントを出て2件目のワイナリーとして訪問したのが、こちらMarc Pesnot / マルク ペノさん。
ロワール、ミュスカデ セーヴル エ メーヌ 地区のナチュラルワインとしての代表格
ドメーヌ名は正式にはDomaine de la Sénèchalière
20ha (東京ドーム4個分 )64箇所の広大な畑をビオロジックで行う。
この場所は霜被害が多く、2016・2017は甚大な被害を受けた。
今年も霜被害で約20%減だという
樹齢80年の古木もたくさん
品種はミュスカデ=地元名ムロン ド ブルゴーニュが多く他にはグロプラン、そしてガメイが僅かにある。
ムロン ド ブルゴーニュは自立性が高く、ゴブレと呼ばれる樹木のように葡萄を育てる方法で手間が少なく、大量生産しやすい葡萄なんだとか=それがミュスカデの大衆性になる。しかしこのワイナリーは収量制限で品質を上げるのに注力。
しかしそこまで値段を上げることも出来ずに過去は消費税を払えず、畑を差し押さえられたことも(マルク・ペノさんはそれでも畑仕事は続けた)。
そこで日本にもファンが多いこのワイナリーを救うため、日本のインポーターさんが出資することで救ったという過去も。
土壌はスレートを中心に色んな色の石がある複雑な土壌。
スレートは石灰岩が変成したもので、割れやすく根が地中に入っていきやすい、ミネラルをたっぷり葡萄が吸う。
このワイナリーには日本人栽培スタッフもいる、杉原美和子さん。
フランス在住歴8年、ローヌのワイナリーに以前いてここは2か所目のワイナリーなんだとか。
(仕込むタンクはボージョレ地区でよくみかける木製のトランコニック、自然に対流をしやすい形とのこと)
製造のこだわりは・・通常の“ミュスカデ ”は早摘みしSO2をしっかり使って酸の あるワインにする、ここではそれと違い、
遅摘みで果実感を得た葡萄を
1、12時間ゆっくりプレス、
2、12時間のマセラシオン・カルボニック
3、その両方使うパターン
その3パターンいづれかを使い・・皮接触での果実味を生かした風味のある素晴らしいワインを作る
若い樹齢のミュスカデで作るキュベは、蔵元で食べた新鮮な生海老合う
樹齢80年!の木もある古木だけのキュベはフレッシュさと奥行きでヤギチーズに合ったので、焼き鳥などいけるのでは!?
日本人スタッフ杉原さんも拝し、日本が好きで、日本でのファンも多いペノさん、
日本の食に受けいれられるナチュラルワインを作る、素晴らしいワイナリーでした。
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