ミネラルで甘味が伸び、それだけでない複雑さがシスト土壌よりも加わる。「マルクペノ GP」
このワインには魚介類との絶対の相性があります
このワインはフォル・ブランシュ種で造られたナチュラルワインです、GP ジェ ペーは別名グロ プランの頭文字から。
この品種はコニャックやアルマニャックに使われる葡萄で、酸味が強いために良いワインとして珍重されることは少ないのですが・・これをミュスカデ地区のナチュラルワインの名手、マルクペノの手にかかると素晴らしいワインになります。
無農薬で樹齢の高い葡萄を永年に渡り丹念に育てた畑、その畑はシスト状になった色々な地層が石灰を中心に折り重なり、葡萄の根から複雑な味わいが実に吸収される
ミネラルで甘味が伸び、それだけでない複雑さがシスト土壌よりも加わる。
またこのワインには魚介類との絶対の相性があって(ワインを飲むと何故か海老の味わいがするような)・・こには魚や海老の化石の堆積物が多く含まれると思われる。
深く味わいが伸びてこの葡萄の持つ酸味と強くバランスがとれる! これぞマルクペノのみの、フォル・ブランシュにあるもの。
産地:フランス ロワール地方 品種:フォルブランシュ
このワイナリーの2019ヴィンテージ。
2016年や2017年を代表するように、ここ数年は非常に苦しい年が続いておりましたが、2018年をはじめ、ここ最近は天候にも恵まれています。特に2019年は最高気温43度にも達した灼熱の夏と一気に気温の下がった秋の気温差により、非常に奥行きのある期待の持てる素晴らしい年となりました。全体的には、日照量の多かった年に特徴的な豊かな果実味と、ピンと張った緊張感の有るミネラル感や、ワインを引き締める酸が両立する素晴らしい出来となっています。暑さが長引いた2018年に比べ、奥行きのある印象が強い2019年。ここ数年でベストとの呼び声も高いこのヴィンテージからは、マルクの造り出すワインの親しみやすさと、ポテンシャルを最大限引き出した、奥行きを改めて感じさせる今回の2キュヴェ。
最初は冷やし目にして、徐々に温度を上げることで真価を感じて頂けると思います。
困難な時期が続きますが、美味しいワインを飲んで何とか乗り切りましょう。
2019年大西洋にほど近い「ナント」(フランス6番目の都市)近くで、ロワール川沿いのこの蔵元に伺う機会に恵まれ行って来ました。
200haの広大な幾つかある自社畑、80年などの樹齢の高い葡萄も多くありました。
その葡萄は一般では”ミュスカデ”と言われますが、現地では”ムーロン・ド・ブルゴーニュ”と呼ばれています。
その土地はシスト土壌を中心に色んな色の石が転がっており、いかにも複雑な感じ。
シストは主に石灰岩がミルフィーユ状になったものですが、崩れやすく葡萄の根が地中奥深くに入っていきやすいのだそう、それでミュスカデと思えないようなミネラルたっぷりのワインに、
通常ミュスカデは早摘みして酸を残し、それでタンクの中でオリ接触(シュルリー)を使って果実味を残す方法をしますが・・
このワイナリーは出来る限り遅摘みをして葡萄本来の果実味を引き出して、そしてプレスを槽を使い上から圧力をかける昔ながらのタイプを使い、12時間ゆっくり搾り上げる。
それが短めの果皮接触効果(マセラシオン)となり皮からの複雑味を加えます。
そして酸化防止剤は醸造中には全く加えず、瓶詰め時の極少量、ナチュラル・ワイン仕上げで
そうして出来た”ムーロン・ド・ブルゴーニュ”のワインですが、あまりにも既存の”ミュスカデ”と味が違うためアペラシオンの認可が下りず、「ヴァン ド フランス」での発売に!
マルク・ペノさん、少しでも美味しいミュスカデを!という情熱の人。
大西洋から取れたそのままの海老や貝に合わせました、地元の食材にはやはり良く合います。
商品説明
ミネラルで甘味が伸び、それだけでない複雑さがシスト土壌よりも加わる。「マルクペノ GP」このワインには魚介類との絶対の相性があります
商品仕様
製品名: | Marc Pesnot マルク・ペノ / GP ジェ ペー 2019 750ml |
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