ドイツのモーゼル地区の中の一番古い地区「ミッド・モーゼル地区」のイミッヒ・バッテリーベルグ、一番古いワインの記録は西暦900年代というから、なんと1000年前!
その場所はモーゼル川に沿った急斜面に畑があり、岩盤の強い場所ですが、それを大昔に火薬で破壊し、その奥の粘土層を掘り出し畑を生成したそう。
ヨーロッパでも冷涼な場所で、特に夏から秋にかけて雨が多く、霧がかかることも多く、貴腐葡萄が出来るということで甘口の有名な産地でした。
近年その土壌に着目した生産者は辛口のナチュラルなワインの製造を始めてきているそう。
その運動に立っているのがイミッヒ・バッテリーベルグの最高経営責任者で醸造長のゲルノート・クレマンさん。
過去には同じ地区のファン・ファルクセンを復興させた実績を持つゲルノートさん。こちらはご自分が主体になって2009年に買収しました。
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