万齢(まんれい) 小松酒造 佐賀県唐津市相知町
蔵元の名前は小松大祐さん。現役で慶応大学に合格し、卒業後、バブル絶頂期の証券会社でトップセールスマンだったそうです。平成7年に帰郷し、休業していた酒蔵を継承。もう一度酒造りを再開するため国税庁醸造研究所に入所、その後さらに島根県の酒造会社に蔵人として修行し、酒造りの全工程を体得。
そして平成10年から若干31歳ながら専務自ら杜氏として8年ぶりに休蔵していた蔵を復活させました。そして平成12年酒造年度には全国新酒鑑評会で金賞を受賞の栄誉に輝きくなどの杜氏としての実力を証明しました。
この蔵元さんの造る酒の特徴はなんといっても全ての工程が手造りということです。「良いお酒を手造りで丁寧に造る。決して大量に造らない。」という方針のもと「機械化、省力化を図ると、日本酒の文化を伝えられない」と小松さんは語ります。
昔ながらの製法にて、新しい時代の日本酒を造る。これが小松さんそして小松酒造の信念です。
万齢 蔵元を囲む会を開催しました。栄四丁目 「杉むら」