ー インポーター資料より ー
2002年に収穫されたCOTEAUX DES QUARTSの畑のシャルドネ。
ワイン名はAOPが通らなかったので“L’ECART”となっている。
舌先にピリっとした刺激を感じるくらいの爽やかな酸がワイン全体を支配しており、食欲をそそるワインとなっております。瓶詰は2005年。
ジル・エ・カトリーヌ・ヴェルジェについて:
自然派の中でも究極の自然派蔵元、Gilles et Catherine Verge ジル・エ・カトリーヌ・ヴェルジェ。
S.A.I.N.S(Sans Aucun Intrant Ni Sulfite)、自社畑で有機栽培もしくはビオディナミ栽培を行い、醸造において瓶詰めまで一切SO2を添加しないグループのリーダーであるジルとカトリーヌ。
ここまで強い信念でどんな気候の年でも揺るぎなく自然な栽培、醸造を続けてきた生産者は他にいないだろう。
完璧なぶどう栽培をする為にぶどう畑の所有は2.5haのみ。
月のカレンダーに忠実にぶどう畑の仕事を行う。
このヴェルジェに来ると、「時間」をかける大切さを感じさせる。
所有するぶどう畑の樹齢は94年から132年。
植樹する時は、132年のぶどうの樹にマークをつけ2年間のぶどうの出来を見て、最良の枝を3年目に切り取り、2年かけて接木をして苗木を作り、植樹してから5年目からワインにしている。
ぶどうの樹がワインを造るまで10年の歳月をかけている。
剪定は遅く、暖かくなって樹液か上に上り始めた時に行うことによって、ぶどう畑の樹が雑菌を吸収しないようにしている。
そのタイミングは燕の飛来時期を見て決めるという。
ぶどう畑には25種類程の多様な植物が溢れ、活きた土壌を感じさせる。
カーヴは常に6度から8度にコントロールされており、土の中と同じ温度にすることで、野性酵母が動きやすい環境を作りだす。
アルコール発酵、マロラクティック発酵にかかる時間は3年。
低温でゆっくりと発酵が進む。
そこからさらに2年程熟成させる為、収穫からビン詰めまで最低5年はかかっている。
SO2アレルギーのジルは醸造からビン詰めまでSO2は一切使わない。
ワインは、すだちのようなクリアーな酸、青リンゴのような爽やかなアロマと洋梨のオー・ド・ヴィのような軽やかなオキシダシオン。
驚かされるのが、2000年を飲んでも2001年、2002年を飲んでも、枯れた感じが一切無い。
若々しいエネルギーの詰まったワイン。
月のカレンダーに従い、30分タンクの上蓋を開けるだけで造ったヴァン・ジョーヌのようなワインは、シャープな酸味とオキシダシオンのバランスが最高。
ヨード香、ミネラル感たっぷりだか、重く無い。
ぶどう畑の後方にある山の地下には沢山の自然の貯水があるという。
だからこそ、このMacon Vireの地区はどんな乾燥の年でもフレッシュで酸味のあるワインが出来るという。
まさにフランス自然派生産者の中でも過激に最先端を突っ走てってきたジルとカトリーヌも、年齢的にぶどう畑での重労働が厳しくなってきた。
2018年の収穫を最後にぶどう栽培から引退を決めた。
5年をかけてのワイン造り、最後のヴィンテージがリリースされるのはまだだいぶ先になるが、このジルとカトリーヌの強い信念のこもったワインを大事に流通させていきたい。
商品説明
舌先にピリっとした刺激を感じるくらいの爽やかな酸がワイン全体を支配しており、食欲をそそるワインとなっております。瓶詰は2005年。
商品仕様
製品名: | 【フランスワイン】カトリーヌ・ヴェルジェ GILLES ET CATHERINE VERGE / キュヴェ・レカー L'ECART LOT.0205 |
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