センスと努力のワイン「ラブシュル」
トムとミヤのカップル2人の感受性が強くある、深くて旨くて果実感もあって、でも軽い。
空けて1日目より2日目がさらに良くなって
ラブシュルドゥ・ジェニ・ド・フルールの新入荷キュベです。通称 ラブシュル長いので(;'∀')
先日輸入元でこのワインを飲みましたが、やはり50種類中でもピカリと光輝いていました。
その味わいは、ブドウの味わいがよく飲みやすいけど、複雑で軽く、ギュっと魅了されるものを感じました。しっかり自然栽培で土地のエキスを吸った葡萄であるのはもちろんのこと、それを美味しいワインに仕上げるセンスは流石ですね。
その栽培地は太陽が燦々と輝くフランス南部のラングドック地方、それを普通に栽培醸造では重いワインになってしまいます。彼は山の上のブドウ畑を手に入れ、酸が落ちる前の早摘みで収穫。
そして収穫された葡萄を見てその醸造方法をその感性で決めます。その品種をどう組み合わせ、プレスとマセラシオンカルボニックを並立して、組み合わせて発酵させていきます。
本当センスと努力のワインですね。
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以下輸入元の資料より抜粋しました。
「~樹齢100年の カリニャン、アラモン、グルナッシュ、モナステル!~
石灰質土壌に植わる樹齢100年のカリニャン、アラモン、グルナッシュ、モナステルが混醸されたキュヴェ。
収穫した葡萄を全て一緒に全房のまま樹脂製タンクにて15日間のマセラシオン。
その後同じく樹脂製のタンクにて6か月間の熟成。
ブニチとはルーマニア語で「祖父母」という意味。
まさに祖父母のような非常に樹齢の高い葡萄から醸造され、しっかりとした黒い果実味と心地よい酸味、そして食欲をそそるスパイスのニュアンスがしっかり効いた味わいの赤ワインです。」
アルコール度数:12度 So2無添加
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2018年6月に訪問しました。
ロワール・ミュスカデ出身の”トム”とルーマニア出身の”ミヤ”のカップルの共同のワイナリー。
トムはロワールのミュスカデ出身でジョローム・ソリニーで勉強経験があり、その造りの自由をかなり受け継いで
ミヤはハンガリー出身で、祖父の時代まではワイナリーをしていたそうで、ワイン造りへの想いの強さはかなりのもの。
その二人の感受性の強さが合さったのが”ラブシュル”
原料の葡萄はかなり気合が入った造り、ワイナリーのあるフランス・ラングドックは太陽が夏は降り注ぐ場所。
その中で彼らが目指す”薄く旨い”ワインを造るためには昼間の温度差が必須となる標高の高い場所の畑が必須で、彼らがワイナリーを開設したベダリュー村は廻りに標高のある山が連なり、そこには昔ながらの葡萄畑が点在し、その幾つかを彼らは借りて2ha葡萄栽培をしている。
そのベダリュー村は、あの人気ワイン「Le Temps des Cerises / ル トン デ スリーズ」があり、アクセル プリュファーさんの紹介もあり、この畑に辿り着いたという。
車で登り切ったところをさらに徒歩で登り、急斜面のこの畑、良い葡萄出来そうだけど、大変そう。
ビオディナミの栽培のかなり厳密な有機栽培。
ワイナリーは村の中心地にあって、狭い路地に面した旧家を使って
狭いスペースでタンクが6本程のスペースでやりくりしながら造ります。
ワイン造りはまさに”感性”。
暑いこの地区は葡萄の熟度と、良い酸度、そのバランスが取れる時期はほんの一瞬で、それを過ぎると酸があっという間に落ちるということで、収穫時期は細心の注意を払って行う。
なのでその時その時の入る葡萄、それを”どうするか”その瞬時の判断を感性で行う。
薄くて旨いワインを実現するには単純な仕込みでは限界があり、
全房のタンクに入れた上に、プレスした果汁を加えたり、黒葡萄、白葡萄を混合で醸造したり・・
毎回毎回それを、タンクごとに行うので、全部のタンクの味わいが違ってくる。なので毎回ブレンド割合、醸造方法も微妙に違い、それでキュベごとの名前を付けている。
そのキュベ名はミヤが、そのイメージをルーマニア語で命名、そして友人のイラスト作家にそのイメージを伝えてラベルにする。
商品説明
センスと努力のワイン「ラブシュル」トムとミヤのカップル2人の感受性が強くある、深くて旨くて果実感もあって、でも軽い。空けて1日目より2日目がさらに良くなって
商品仕様
製品名: | ラブシュルドゥ・ジユニ・ド・フルール Bunichi / ブニチ 2020 赤 750ml |
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